テーブルマナー講座

Table Manner

テーブルマナーと聞くと、とかく堅苦しく考える方も多いかも知れませんが、テーブルマナーというのは、周りの方に迷惑や不快感を与えることなく、お互いに楽しくお食事を召し上がるための基本的なルールです。
一度覚えてしまうと簡単なことなのですが、あまりにマナーに気を取られ、肝心のお料理やお店の雰囲気はよく覚えていないということにならないようにしてください。
仮にマナーを覚えていなくても、その時はそっとウエイターに聞いてください。優しく教えてくれるはずです。
この後、何回かに分けて掲載していきますので、是非覚えてレストランでの楽しいお食事を堪能してください。

着席と席次

基本はレディーファーストです。お店に入る時、また、テーブルに案内される時も女性が先頭になります。しかし、物理的に男性が先になってしまう場合もありますが、その場合、着席する順序が重要になります。
レストランは、和室のように床の間がある訳ではないので、上席が分かりにくいですが、一般的には、出口から遠くサービスに煩わされない席が上席と言われます。支配人(ウエイター)が最初に椅子を引いた席が上席です。
支配人(ウエイター)にテーブルまで案内されたら、支配人(ウエイター)が最初に引いた席に女性が座ります。男性が先頭を歩いていた場合は、自分の椅子の前で女性が着席するのを待ちましょう。
椅子に座るときは、左側から出入りします。椅子は十分に引きつけて、テーブルと身体の間に握り拳一つが入る程度空けて、背筋を伸ばし深く椅子に腰掛けるようにします。

ナプキンは?

パーティが始まるなり広げるのは良くありません。食事が運ばれる直前か、上席の人がナプキンを取ってから広げるようにしましょう。ナプキンは二つ折りにして膝に掛けます。口を拭くときは折りたたんだ内側を使います。食事中に中座するときは椅子の上に置きます。食事を終えて席を立つときは、使ったことが分かるようにしてテーブルの上に置きます。

テイスティング

レストランには、ソムリエというワインの専門家がいて、ワインを注文すると冷やすワインなら氷入りのワインクーラーに、常温のワインならバニエという籠にいれてテーブルまで運んできます。ソムリエは、まずホスト役にワインのラベルを見せて、注文したワインかどうかボトルの確認をします。そしてワインを開栓すると、コルクの香りを確かめ、異常がなければ、コルクをアマンドケースというお皿に置きます。次にホスト役のグラスにワインを1/4程度注ぎ、テイスティングをするよう申します。
テイスティングは、まずグラスを静かに目の高さまで上げて色を鑑賞します。次にグラスを水平に回してワインを動かし香りを楽しみます。そして少量を口に含んで舌の上で転がし、味と香りを確かめのどを通します。そしてソムリエに「はい、これで結構です。お願いします」とOKの返事をします。これで、ソムリエはゲストの皆さんにワインを注いでいきます。テイスティングの時に1/4程度しか注がれないのは、そうしたチェックのためで、注がれたあなたにテイスティングをしてくださいということですので、堂々とスマートに行いましょう。また、これはワインの異常がないかどうかを確かめているのであって、気に入ったかどうかを見るためではないことを知っておきましょう。

乾杯について

乾杯の発声と同時に次々とグラスを合わせることが一般的に行われていますが、あまり良い行為ではありません。正式なディナーでは軽くグラスを目線より上に上げるのがマナーです。グラス同士をぶつける場合でも、あまりガシャガシャ音を出さずに、軽くグラスとグラスが触れる程度にするのが良いとされています。

ナイフ・フォークの持ち方

ナイフは右手に、フォークは左手に持ちます。フルコースなどでナイフ、フォーク、スプーンなどが並んでいるときは、左右の外側から内側へ順に使っていきます。うまくナイフ、フォークを使いこなせないときなどは、ナイフでお料理を切ったら、ひとまずナイフを置き、フォークを右手に持ち替えてお料理を食べても問題ありません。

ナイフ・フォークの置き方

食事中にナイフ、フォークを置くときは、少し深めに八の字に置きます。
食事を終えたら、ナイフは刃を手前に向け、フォークは腹部を上に向け、ナイフ、フォークを揃えて置きます。

ナイフ・フォークでの食べ方

ナイフ・フォークでお料理を食べるときは、その都度左側から一口分の大きさに切って食べます。一度に全部切ってしまってはいけません。

スープの飲み方

スプーンでスープを飲むときは、手前から向こうへとスプーンを動かします。スープが少なくなったらお皿の手前側を少し上げてスプーンですくって飲みます。

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